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クリーンAg+ 銀精® ぎんせい
銀イオンの歴史

銀+銀イオンの歴史を年代順にご紹介

POINT銀は最古にして最強の除菌剤!?

銀は 最古の除菌剤!?

銀は人類にとって身近な天然の鉱石であるため、銀が除菌や抗菌の目的で使用されてきた歴史は非常に古く、ギリシャ・ローマ時代まで遡れます。

古代の人々は銀には飲料水の汚染を防ぐ働きがあることをすでに知っており、銀製の壺や容器に水を貯めたり、泉や井戸に銀貨を入れたりして安全な飲料水を確保していたなどの逸話が残されております。
また、銀にはヒ素などの毒に反応し色が変わる特性があることを利用して、毒殺を防ぐために中世の王族や貴族が銀製のスプーンやナイフ、食器を使用していたことは有名です。現在発見されている最古の銀製品は、紀元前3000年ごろのもの

古代インドの医学書には「銀の壺を遠征に持参することによって兵士を疫病から防いだ」と記録されていたり、「銀の壺に入れた水には胃腸病や眼病、蓄膿症などの疫病を治癒する効果がある」と記録されていたり、人類は遥か昔から除菌を目的として銀に高い価値を与えていたことが伺えます。銀という漢字が「金よりも良い」と書くのは、こういった理由もあるのかもしれませんね。

ページ目次

銀イオンの発見 / Discovery

ロベルト・コッホ

銀イオンの存在が発見されたのは19世紀初頭、世界中で猛威を振るい多くの人命を奪った感染症「コレラ」の時代です。

コレラの発生から約半世紀たった1883年、ドイツの医者であり細菌学者であったロベルト・コッホ 近代細菌学の開祖(細菌学の父)とされるは、コレラの原因が河川水の中に生息していたコレラ菌であることを発見しました。コレラは汚染されている汚い水を介し人から人に感染します。

コレラの原因が水の汚染であると発見されたことで、水中の細菌類の殺菌法に関する研究が世界中で始まります。そして1929年、ドイツのG.クラウスが「銀が水に接するときに自然に溶け出している微量の銀イオンが水中の微生物を殺滅している」ことを発見したのです。

銀イオン殺菌装置の発明/ Invention

浄水施設-金町浄水場 [東京]

Gクラウスが銀イオンの存在を発見してからわずか1年後の1930年ソ連で始めて銀イオン電解法を使った飲料水の殺菌装置が発明され、浄水施設に設置されます。

この装置が運用されたことにより、極微量の銀イオン濃度約0.05ppmが高い殺菌効果をもっていること、銀イオンは人体に毒性がないことが同時に証明されました。

この後、銀イオン電解法を使った飲料水の殺菌装置は、飲料水の最良の殺菌手段として世界中の浄水施設に普及しました。

コレラの恐怖

ロシアが生んだ世界的作曲家・チャイコフスキー(1840~1893)の死因も、数日前にレストランで同席者の反対を押し切り飲んだ"生水"によるコレラ感染だったと云われております。生水を飲むことが死に繋がる恐怖。ヨーロッパで殺菌法が発明された理由が少し分かる気がします。

日本での銀イオン / Ag+ in Japan

東京大学医学部2号館 [旧東京帝国大学医学部]

日本では、第二次世界大戦前に東京帝国大学医学部 現 東京大学医学部 が「微生物に及ぼす金属及び金属イオンの影響に関する研究」と題した論文を発表し、戦中にはその論文に基づいて、銀イオン電解法による殺菌施設を備えた大規模な浄水場が日本の占領地で建設され、終戦まで住民の上水道として利用されていました。

戦後、当時の記録を検証した研究論文が発表され「銀イオン電解法を用いた上水道施設は、0.05ppm程度の銀イオン濃度で微生物やウイルスなどにも高い抗菌効果を発揮し、急性疾患 赤痢、発疹チフス やコレラ、その他 をもたらす病原菌や大腸菌群その他の細菌に対し極めて有効な消毒手段である事が明確であり、終戦まで利用住民には何らの弊害も認められずに衛生的な水を供給していた」と記載されています。

アポロ宇宙船でも銀イオン! / Ag+ to the Space

NASAの宇宙飛行士

1960年代、NASAによるアポロ計画の中で、宇宙飛行士のための「銅と銀のイオンによる浄水ユニット」が開発され、銀イオンは宇宙での安全な飲み水を供給する手段として活躍しました。

NASAのレポートによると、同ユニットは飲み水の殺菌法として、大腸菌・緑膿菌・レジオネラ・ブドウ球菌・レンサ球菌・サルモネラ菌など多様な病原菌に対して効果があると結論づけられております。

ちなみに、現在の宇宙飛行士の飲み水は、日本が開発した「尿を飲み水に変える装置」により賄われております。

銀イオンの弱点/ Weak Point

電気分解の法則を発見したファラデー

銀イオンは極微量でも強力な殺菌効果がありますが、残念ながら銀イオンには弱点があります。

電気分解して人工的につくられた銀イオンは、銀とイオンの結びつきが弱く不安定で、時間が経つと分離してしまいます。言い換えれば、銀イオンは銀イオン殺菌装置の中でしか存在し得ないということです。

例えば、銀イオン殺菌装置で殺菌した飲み水を装置から取り出し別の場所へ移すと、移した直後から銀とイオンの分離が始まり殺菌力が弱まっていきます。時間をおかずに飲用する分には問題ありませんが、時間が経つと安全の担保が難しくなります。

銀イオン殺菌法→塩素殺菌法/ Ag+ → Cl

塩素

現在の水道水は、塩素による殺菌法塩素により飲み水を消毒する方法が主流となっております。塩素殺菌法の場合、塩素は水にかなりよく溶けますので分離の心配がなく、それゆえに濃度の調整も容易にできます。

例えば日本の水道法では、飲み水を汚染から防ぐ安全性の観点と飲み水の味わいを損ねない観点から、蛇口時点での水道水 私たちが家の蛇口をひねった時に出てくる水 中の残留塩素を0.1mg/L以上〜1mg/L以下にすることと細かく定められております。
この細やかな濃度調整は、電解法を用いた結びつきが不安定な銀イオンではできません。

製氷タンクには水道水を

家庭用冷蔵庫には、タンクに水を入れておくと自動で製氷してくれる機能があります。製氷用タンクに使用する水は、水道水が推奨されております。長い間使用されない場合を想定して、塩素消毒されている水道水が推奨されているんですね。

銀イオンが再注目/ Re-Attention

銀イオン効果があるTシャツ

現在、除菌や抗菌といえば塩素系やアルコール系が支流となっておりますが、銀イオンの研究が進んだり工業技術が向上したことなどにより、銀イオンが持つ除菌・抗菌の可能性が再び注目を集めています。

例えば、銀混糸(銀が混ざった糸)で織られた衣類が登場し、活動時にでた汗が衣類中の銀と接することで銀イオンが発生し除菌・消臭してくれます。また、洗濯機の給水ホースに小型の銀イオン発生装置を付けて洗濯臭を防ぐ商品が登場してもおります。

そして、当社の商品「クリーンAg+ 銀精®」で使われている銀イオンは、超高濃度の銀イオンが何処に持ち出しても分離することなく一定の濃度をずっと保ち続けられるというこれまで不可能とされてきた銀イオンの常識を覆す商品となっております。銀イオン製品集